ph01


長い夏休みが明け、授業が再開。まだなんとなく、休みボケが取れない。
夕方になり、ようやく全ての講義を終えた。今日は予定がないので、まっすぐ自宅に帰る。
暗くなるのが早くなってきたなと思いながら、玄関の鍵を開けた。

大学生活半年。一人暮らしにもようやく慣れてきたが、誰もいない部屋に入る違和感は、まだなんとなくぬぐえない。

夕食を済ませ一息ついた頃、クラクラを起動する。

"こんばんは(´・Д・)」"
"こんばんは(^^)"


何気なくチャットで挨拶を交わしたのは、高校時代の同級生。
受験前から仲の良かった友人数人と一緒にこのクランに所属しているが、4月から進路が分かれ、僕は地元を出て進学、あいつは地元に残った。
LINEなど個人的に連絡を取る手段もある中で、他のゲームでしか繋がりのないクラメン同様にチャットで会話するのは、なんだか少しむず痒い感じがする。

対戦終盤。残ったTH9一番上位をあいつが攻め、見事全壊。
それにしても、相変わらずあいつの攻め方は整然としている。呼吸を合わせるかのようにウィズがポンプや兵舎をサイドカットし、絶妙なタイミングで開いた壁にゴレが誘導されていく。バルキリーは中央に入り、THを破壊した頃にはホグの出番。
昔からあいつはgowivaをよく使っていたが、ブランクを経ても腕は衰えていないものだと感心してしまう。

クラン戦は無事勝利。
明日は2限からなので、比較的朝はゆっくりで大丈夫だな。
時計に目をやると日が変わっていたが、かまわずマルチを続ける。
ようやく最近の流行りのボウラー戦術にも慣れ、対戦でも安定して☆を取れるようになってきた。

"どなたかフレチャレお願いします(´・Д・)」"

数人のクラメンが配置を上げてくれる。
TH10相手に撃沈し、TH9は2回目でなんとか全壊。
最初は浦島太郎状態で、昔なじみの一部のクラメンのことしかわからなかったが、クラクラ休止中に加入してきたクラメンのこともだいぶ把握した。

教室で休み時間にわいわい顔を合わせながらのクラクラではないけれど、一人のプレイヤーとして腕を磨き、クラメンとチャットで言葉を交わし、あの頃と同じくらいクラクラを楽しめている。
あいつはやっぱり一目置かれるプレイヤーだろうけど、僕もここにいるんだぞ、っていうことを示していきたい、なんてことを心の隅っこで思っていたりする。
僕のクラクラライフ第2章は、順調に走り出している。









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