僕たちはクラクラとともに生きている

Clash of Clansをプレイする凡プレイヤーが、日々のクラクラ生活を題材にした小説を投稿しています

クラクラ二重生活

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【クラクラ二重生活】ターニングポイント



yuki


1人のサブリーダーが、1週間後のイベントの後、クランを脱退すると表明した。

最初に私の脳裏に浮かんだ言葉は、まずいな、だった。
誰がどう見ても、クランの大黒柱となっている人だ。昼夜問わずイン率が高く、皆のストレスがないよう素早く援軍を入れてくれて、プレイスキルは随一で皆の指導役ともなっている。
そして、チャットから垣間見えるのは、この人は間違いなくいい人だという人間性の高さ。文字だけのやり取りでここまで確信を持てる相手も珍しいと思う。
そしてそれは、たぶん私だけが感じていることではないはずだ。

組織というものは、トップクラスの人材が抜けると必ず変化が訪れる。
彼の脱退表明とほどなくして、数名のメンバーもそれぞれの理由でクランを抜けていった。
まぁ、予想していたことではある。

人数が減った分当然チャットの流れが悪くなり、対戦のない日や準備日の日中は、仕事中にまったくクラクラを起動しなくてもログが流れてしまうことがなくなった。
対戦参加者も10人ギリギリの日が増えていく。
人が集まらないとジリ貧なのは目に見えていたが、これまではそれほど積極的にメンバーの勧誘を行ってこなかったので、そうすぐに人が増えるわけがなかった。

不思議と、移籍するという考えは沸いてこなかった。
勉強や多忙を理由に一時隠居しているメンバーもいる。彼らの戻る場所を失くしてはいけないという責任感もあったけど。
何よりも、今いる自分の居場所を守りたい気持ちが強かったのかもしれない。

リアルの方はと言えば、仕事では部下ができ、ミーティングなどの拘束時間が増え、忙しい毎日が続く。
これまでは仕事が立て込みそうな日や休憩した方がいいなと感じた時など、1週間に1度くらいは対戦不参加にしてまったりクラクラをしていたが、そうも行かなくなってきたなと思い、緑フラグ表示を続けることにした。

通勤の行き帰りや、風呂の湯船につかっている時、寝る前に天井を見つめながら、考える。
クランを維持するために、私にできることはなんだろう。
無理なことをすれば、長続きしないのは目に見えている。
重い腰を上げるべきか否か、幾度となく逡巡する。



数日後、私は1人のサブリーダーにダイレクトメールを送った。

「ダクモカさん♪ 何かありましたか~??」

「ゲスさん」
「ブログ書こうかなと思っているのですが」










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【クラクラ二重生活】告白


サブ垢を起動した。明日は休日なので、対戦フラグを緑に変更しておく。そして、荒れに荒れた村の障害物を片っ端から取り除いた。


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私がクラクラを始めたきっかけは、学生時代の友人からの誘い。
久々に会った飲み会の席で、クラン対戦をしたいけど人数が足りないのでやってみないか、と声をかけられた。何処にでも転がっていそうな、ありふれたエピソード。

クランの城を修復し、友人がリーダーのクランに加入したのは私が7人目。
その後しばらくして10人が集まり、念願のクラン対戦が始まった。
その頃の私はTH7。対戦を重ねるにつれジャイヒーで攻めることに限界を感じ、必死にドラゴンラッシュの攻略動画をあさったものだ。

リーダーの知り合いで構成されたクラン。私にとってのリアル知人はリーダーだけだったが、クラメンとチャットでわいわい話しながらの対戦は本当に楽しくて仕方がなかった。
でも、次第に周囲との意識の差を感じ始めるようになる。

対戦を始めてから毎日のように攻略サイトや動画を見るようになった私にとって、ジャイウィズで攻めて星が取れないTH10や9のメンバーに対し違和感を持つのは時間の問題だった。
たまらずこの配置なら別の編成で行ったらどうか、などと投稿したが、反応はなかった。
対戦に勝てなくなってきた頃、壁やユニットのレベルを上げず、THをアップグレードし係数の高い防衛施設を次々に建てるメンバーを見て、私は係数について説明し、個々でアップグレードの際に考慮してはどうかと提案した。
係数計算をした結果、早上げ高THがマッチングに不利なことがわかると、TH10メンバーは1人ずつ交代で対戦に参加するようになった。私がなんだか寂しいことだなと思っていると、今度は調整用の低THサブ垢を増やし対戦に組み入れるようになっていった。
私はメンバー全員でわいわい、それぞれが最善の方法を取って対戦に勝つことを楽しみたかったのに、どんどん私の理想とクランの方向性がかけ離れていった。

防衛援軍も自分ともう1人のメンバーしか入れない日が続いた。
たまらずリーダーに苦言すると、文句だけじゃなく改善策を出してくれと言われた。

その頃私は、低THでの対戦をやってみたくて、こっそりサブ垢を作って育てていた。
心のどこかで、このサブ垢も一緒のクランで活躍させたいと思いながら。

しかし、リーダーの一言で私の心は冷え切ってしまった。
以前出した改善策がもたらしたものは、私の思いとは違う方向へ進むクランの姿。
これ以上、私がこのクランで一生懸命になることはできなかった。

翌日から私は、ネットで対戦に力を入れているクランを探し始める。
当時のサブ垢はTH6。低THでも受け入れOKだったとあるクランに入った私は、対戦への意識が自分と近いメンバーに出会うことができ、そんなクラメン達との対戦やチャットが楽しすぎて、いつの間にかサブ垢のイン率が本垢を上回るようになった。
そのクランでサブリーダーを任されるようになった頃、私は「サブ垢」の方を「本垢」と呼ぶようになっていた。
もうすぐ、「本垢」村の成熟度が、「サブ垢」に追いつきそうだ。


「サブ垢」は時間がある時しか対戦に参加しない。
それでもそこそこの対戦成績を残すため、リーダーからは「天才はブランクがあっても違うね」などとおだてられてしまう。本当にそう思っているのかな。
さくっと2戦を終わらせ、「本垢」の方の端末を手に取った。

"こんにちは~(^ ^)/ 対戦お疲れ様です♪"
"ダークモカチップさんこんにちわ"


クラクラの中にしかつながりがないこのクランにいる時の方が、何故か自分らしく振る舞えるという現実に、思わず苦笑いしてしまう。

これが私の、もう一つの二重生活。










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【クラクラ二重生活】とある1日


私がクラクラをやっているなんて、周りの皆は誰も知る由がない。

IMG_0231

終業時刻15分過ぎ。仕事は山のように残っているが、事前に許可していない残業はするなよ、と言いたげな上司の視線を意識しつつ、デスクの片付けに取り掛かった。
「お先に失礼しまーす」
「お疲れ様でしたー」
まだ喧騒の残るフロアを後にし、暑さの残る夕空の下、駅までの道を急ぐ。
残業は明日することにした。今日は対戦日だから。

終戦までは5時間弱。
私はTH9序盤。昨日の夜、配置の甘い相手TH9最下位をなんとか全壊できた。
仕事中最後にトイレで確認した時は、下からきれいに埋まっていたが、今の状況はどうなってるだろう。

電車の座席に座り、スマホを横に持つ。
全壊狙いで少し格上か、手つかずのTH9カンスト村を☆2狙いか。
"まだ上位陣も残ってますし、どっちでも大丈夫だと思いますよᕕ( ᐛ )ᕗ"
クラチャで相談してみたら、サブリがそう答えてくれた。
彼は確か高校生だったはずだが、アクティブでいつもチャットにいるイメージ。
アドバイスも的確でいつも助かっている。
"了解しました(`・ω・´)ゞ  全壊ちょっとあやしいので、煮干し狙いで行きます"
"ファイトですᕕ( ᐛ )ᕗ♡"

家に着いて落ち着いたら攻めよう。戦術はgowivaだけど、裏ホグは何体くらい
いりそうかな。アチャクイが近い7時面から行くとして…。
そんなことを考えてると、あっという間に最寄り駅に着いた。

アフター5にゲームに熱中する私を、会社の同僚の誰が想像できるだろうか。
私がこんなにもクラクラを楽しんでいることを、周りの皆は誰も知らない。
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