「よっ、フレチャレやらん?」
食堂で昼飯をかきこんでいると、ふいに聞きなれた声が耳に入ってきた。


2016061002


高校2年生の頃から、僕らはクラクラにはまっていた。僕やあいつ、2、3人のクラスメイトは、当時とあるクランに所属していた。そのクランが名前を変えたりリーダーが変わったりと紆余曲折の後、支部を作るくらい規模が大きくなった頃、僕らは受験が佳境に差し掛かり、次々と一時休息期間に入る。
春。大学に受かり上京したやつもいれば、僕みたいに浪人生活に入った者もいる。
あいつも、僕と同じ浪人生。
僕とあいつは進路が違うので、同じ予備校に通っていても同じ授業を取ることはほぼなく、なかなか顔を合わせる機会がなかった。

僕らのクランは社会人が多いので、真っ昼間のクラチャには、僕とあいつのフレチャレの結果だけがずらずらと並んでゆく。
「違う違う、ジャンプはもう1つ中の区画に打って…」
「あ、そっか、なるほどね」
あいつの攻め方は論理的で、非常にわかりやすい。何処まで施設を削り、どのタイミングで中央にユニットを入れるのか、細部までよく考えられるものだと思う。
そもそものヒーローレベルに差があるにせよ、配置を出しては全壊を取られてしまうこの流れ。ちょっと悔しい。
調子にムラはあるが、流れに乗った時のあいつは無敵だ。TH9最強決定戦でいいところまで行ったのも頷ける。

あっという間に昼休みは終わり、僕らは解散した。僕は午後一番の授業が休講だったので、しばらく食堂でマルチにいそしむ。
秋も深まり、そろそろ受験勉強も本番。またクラクラも隠居しないといけないな、と思い、ひとつため息をつく。
来年僕らはどんな春を迎えているのだろう。今年は手放しで笑っていられるといいな。







--------------------

所属クラン:FLAREでは新規メンバーを募集しています(^ ^)
こんなクラメン(かもしれない人)達と、一緒にクラクラを楽しみませんか?
興味を持たれた方は、下記よりクランルールを確認の上、お気軽にお越しくださいませ(*゚▽゚)ノ♪


FLARE クランページ(クラクラ攻略アカデミー)
http://dozuru.com/clans/rule/607